就職について

令和4年度の就職内定率(速報値)についてはこちらをご覧ください


長い歴史、多くの卒業生が築き上げた
企業からの信頼

例年、卒業生200名前後に対して620件以上の求人を頂いております。これは1949年創業以来長い歴史によって、多くの調理師を育て上げ輩出してきた実績であり、その後、本校の名を背負った卒業生が各企業で築いた厚い信頼とネットワークによるものです。地元愛知県のみならず関東、関西地区の老舗料亭や有名レストランにも多くの卒業生が就職し活躍しています。
卒業生の就職率は、下表の通りです。ヘルスケア調理コースの就職率がやや低くなっているのは、卒業生の中に就職を希望しない人(40代~50代の社会人や主婦の方)が含まれているためです。

近年の卒業生の就職率

調理師本科

テクニカル調理コース

ヘルスケア調理コース

   …就職を希望しない

分野別就職ガイダンス

分野ごとに現場で活躍している先輩達の体験談を聞いて進路選択の参考にします。一人ひとりが目標に向かって第一歩を踏み出せるよう名調スタッフがサポートしていきます。

就職相談

担任の先生が親身になって相談に乗ってくれます。

進路担当の先生が、履歴書のチェックや面接、役立つ情報を教えてくれます。

近年の分野別就職先データ

  西洋   日本   中国   製菓・喫茶   給食   進学・他

調理師本科

調理師科/テクニカル調理コース

調理師科/ヘルスケア調理コース

(%)(近年の卒業生の就職先データを基に概算)

上記のグラフをみていただくと分かるように、ヘルスケア調理コースを除いて「西洋」の分野に就職する学生が多くなっています(フランス、イタリア)。続いて「日本」、「中国」、「製菓」となっています。ヘルスケア調理コースの場合は、やはり「給食」の分野が圧倒的に多くなっています。また、調理師学校ではありますが「製菓」の分野にも多数就職しています。
ちなみに、ユニークなところでは、自衛隊(給食)、機内食サーヴィス会社などに就職した学生もいます。また、実務経験を経て、調理師学校の教員になった卒業生もいます。

近年の主な就職先(一例)

ホテル・式場

アニヴェルセル/都ホテル/ジェイアール東海ホテルズ/高山グリーンホテル/豊田キャッスル/名古屋観光ホテル/名古屋東急ホテル/ヒルトン名古屋/ブランド・トゥー・ビー/プリンスホテル/プリンセスガーデンホテル/ブラス/ベストプランニング/ホテルプラザ勝川/名鉄トヨタホテル/メルパルク/ルブラ王山 他

日本料理

名古屋浅田/鳥銀本店/祇園川上/菊の井/可ん寅/京懐石吉泉/京都吉兆/孝明/会席小久保/賛否両論/たん熊/月見すし/つる家/なだ万/日本料理神谷/人形町今半/八勝館/瓢正/柊屋/ふじ原/美濃吉/六雁/八百彦本店/八百忠/料亭つたも/六盛 他

西洋料理

アルカンシエル/イグレックアサイ/イルソーレ/エノテカピンキオーリ/オーベルジュ・ド・リルナゴヤ/キャナリイ ロウ/シェ松尾/セレスティ/タヴェルナグイダ/ダノイ/マリノ/モナリザ/有限会社トペ/洋食のことこと屋/ラ・グランターブル・ドゥ・キタムラ/ラ・ベットラ・ダ・オチアイ/ラバルカ/ラ・リリアーナ/れすとらん仔馬 他

中国料理

スーツァンレストラン陳/重慶飯店/中国飯店/晁隆房/桃花林/東天紅/錦城/浜木綿/久田/桃の木/梨杏/龍貴/柳城/茗圃/四川飯店/吉珍楼 他

製菓・喫茶

アクアイグニス/アベニール/アンティーク/お菓子屋レニエ/JPカフェダイナー/シェ・シバタ/パティスリー・ヴィヴィエンヌ/ブーランジェリー・ブルゴーニュ/フランボワーズ/ラ・カーサ・デリ/ル・スリジェダムール洋菓子店/ベーグジャパン/加賀屋 他

給食

アイコーメディカル/安城更生病院/魚国総本社/鵜飼病院/海南病院/可世木病院/豊田厚生病院/グリーンハウスグループ/小林記念病院/栄屋食品/トヨタ生活協同組合/日清医療食品/日本ゼネラルフード/日本ガイシ/富士産業/藤田保健衛生大学坂文種報徳曾病院/丸玉給食/三菱電機ライフサービス/メーキュー/やわらぎ協同組合/レオック東海/老人ホーム共愛の里/老人ホームやすらぎの里/ゆたか福祉会/和合病院 他

卒業生の声

フランス料理

「レストラン カンテサンス」
岸田 周三さん
平成4年度 調理師科卒

★★★ミシュランガイド
三ツ星レストランのシェフ

1974年生まれ。愛知県豊明市出身。
志摩観光ホテル「ラ・メール」、恵比寿「カーエム」を経て渡仏。フランス各地で数軒のレストランを経験後、パリの三ツ星レストラン「アストランス」にてシェフに次ぐポジション、スーシェフをつとめる。帰国後立ち上げた「レストラン カンテサンス」は、「ミシュランガイド東京」にて三ツ星を獲得、世界最年少の三ツ星シェフとなる。最高のプロデュイ(素材)、キュイソン(火の入れ方)、アセゾネ(味付け)の3つを徹底的に追及し、世界に発信できるフレンチを目指している。

日本料理

「料亭つたも」 顧問
寺島 武彦さん
昭和46年度 調理師科卒

お客様の笑顔で頑張れる、
それが料理の世界

調理師を目指したきっかけは、兄が板前だったことでした。「石の上にも3年」と言いますが、3年頑張れば少しずつ調理の世界がわかり、面白くなり好きになっていきます。今まで辛い仕事の方が多かったのですが、お客様の笑顔で頑張れたこと、そして、なによりも私自身が楽しくやりがいを感じていたことで、一人前になるまで続けられたと思います。常に先輩の仕事を見ながら、興味を持ち視野を広げていくことも大切なことです。日々修行だと肝に銘じて頑張っています。

イタリア料理

「トラットリア
ラ ヴェーナ デル レンニョ」
オーナーシェフ 内田 裕樹さん
平成13年度 調理師科卒

オンリーワンを目指し
自信ある料理を

イタリア料理は、地方ごとに異なる伝統を踏まえた上で創作していく料理です。また、素材ありきの料理なので旬にはこだわっています。この店は、妻(名調卒業生)がデザートとサービスを、私は私自身が美味しいものだと思う料理のみを提供しています。名調では自分を律すること、身だしなみや言葉遣いなどを厳しく教えていただき感謝しています。

中国料理

「中国料理 梨杏
名古屋マリオットアソシアホテル」
山下 哲巧さん
平成10年度 調理師本科卒

魅力あふれる
中国料理の世界

中国料理は自分で食べるのも好きですし、この仕事も好きでやっていますので、辛いと思ったことはありません。ぜひ後輩たちにも、この魅力ある中華の世界を目指してほしいし、大歓迎します。一生の仕事として取り組むのにふさわしい仕事だと思っています。少しでも腕を磨いて、お客様に喜んでいただけるよう毎日励んでいます。

製 菓

「ガトー・ラヴィ」 パティシエ
治部 衣里さん
平成22年度 調理師本科卒

大好きな仕事と
憧れのお店で日々充実

地元で評判が高く、私もよく買いに行っていた憧れのお店に就職。オーナー夫妻が親身になってご指導くださり、今は焼き菓子全般をまかされています。特に奥様は名調卒業生なので、共通の話題もあってとても心強かったです。大好きな仕事を通して毎日が充実していますが、これも全ての料理が学べた名調で培った技術のおかげです。パティシエの仕事に役立つことも多く、先生方には感謝しています。

フランス料理

「レストラン シュバル ブラン」
オーナーシェフ
山本 義茂さん
平成10年度 調理師本科卒

自分次第で
できることが広がっていく

フランス料理というのは、常に料理の枠を広げていくジャンルです。伝統にしばられることなく、良いものは認めて取り込んでいくことができます。自分次第で、できることが無限に広がっていくのです。私は、自分の特徴や良いところをとことん磨くことが料理のセンスと才能につながると思っています。これから調理師を目指すみなさんには、「自分は何が得意か」を突き詰めて、それを磨いてほしいと思います。そして、とにかく諦めずに頑張ってください。

病院給食

「安城厚生病院」 調理師
原田 範子さん
平成24年度 調理師科福祉調理コース
(現・ヘルスケア調理コース)卒

えんげ食やきざみ食を
心を込めて調理

祖母が口から食事ができなくて、さみしい思いをしていたのを見て育ったので、福祉調理の道を選びました。名調では資格取得のために、高齢者の方に適した調理の技術などについても学んでいたので、この仕事に就いた時の戸惑いが少なくてすみました。まだ覚えることがたくさんありますが、患者様に完食していただける調理の提供を目指して頑張ります。

ホテル

「浜名湖ロイヤルホテル」 ペストリー
シェフパティシェ 森田 陽介さん
平成9年度 調理師本科卒

甘くはないが、それを
上回る面白さがある

空腹であれば何でもおいしいですが、デザートは最後です。味、サプライズ感、美しさがないと、お客様に召し上がっていただけません。そのため、入社時から全国で一番を目指せと教えられ、常に新しい発想のデザートを作り続け、他に負けない技術、味を身に付けました。名調には和洋中、製菓の全てが学べ、料理の幅を広げられる学校です。また実習だけではなく、安全衛生やフランス語など筆記授業も、現場に出ると重要。在学時の勉強は必ず後で役立つので、皆さん頑張って学んでください。

各分野で力を発揮!
コンテストにも強い名調卒業生

FFCCレストランサーヴィスコンクール
第13回メートル・ド・セルヴィス杯 優勝

「株式会社Maison Kei」
日紫喜勇さん
平成4年度 調理師科卒

フランス料理文化センター(FFCC)主催による、日本で唯一のレストランサーヴィスコンクール。世界に通用する若きサーヴィスマンの登竜門として、サーヴィスの技術、ワイン類の知識等や、シガーサーヴィスに至るまでの総合力を競う。

第2回アンダルシア産食材を使用した
料理コンテスト 優勝

「都ホテル 岐阜長良川」
長尾正憲さん
平成8年度 調理師本科卒

スペイン・アンダルシア州政府協賛、社団法人全日本司厨士協会主催の料理コンテスト。40歳未満のシェフを対象に、調理技術の向上とアンダルシア州産食材の普及を目的とし、指定された食材を使って、冷製、温製、デザート三品で腕を競う。

第2回カナダポーク・
レシピコンテスト 優勝

「渋谷ストリームエクセルホテル東急」
永妻信人さん
昭和63年度 調理師科卒

カナダポーク・インターナショナル(CPI)主催によるコンテスト。全国から応募された172作品の中で、書類審査と実技・試食審査の結果、永妻さんの「カナダポーク・フィレ肉のハーブ岩塩の蒸し焼きとバラ肉のロックフォールサンド、ちりめんキャベツ包み」が見事金賞を受賞した。

第40回フランス料理最優秀見習料理人選抜コンクール 総合第3位

「横浜ロイヤルパークホテル」
花井優里さん
令和2年度 調理師本科卒

料理人としての経験年数が4年未満、年齢25歳未満で所属するホテルまたはレストランの料理長から推薦を受けたものしか参加できない若人の為のコンクール。花井さんは入社2年目、19歳で入賞した。

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